フィアット500 ツインエアー デュアロジックオイル交換
連休中も作業しています。
フィアット500ツインエアー デュアロジックオイル交換
フィアット500のミッションには、2種類のオイルが使用されています。
一つは、ミッション外部の自動シフト操作と自動クラッチ操作を行うデュアロジックシステムを作動させる作動油。
もう一つは、ミッション内部のギアの潤滑をするギアオイル。
AT限定免許2ペダルで運転できますが、実は、内部にはマニュアル車と同じ様にクラッチも付いていますし、動力伝達もギアが噛んで行っています。
ごく普通の昔ながらのFF駆動方式のマニュアルミッション車のクラッチ操作とシフトレバー操作をロボット君がやってくれているシステムです。
今回は走行 19,000kmのツインエアーのお客様から、予防的に両方のオイル交換のご依頼。
デュアロジックオイルは、潤滑と言うより圧力の伝達がメインなので、オイルと言うよりフルードと呼ぶ方が適切かもしれません。
デュアロジックオイルの方は見た目には汚れていますね。交換します。
(実際には色でオイルの劣化具合を判断することは非常に難しいです。汚れて見えても性能の低下が少ないオイルも沢山ありますので)
弊社では、専用テスターにてデュアロジックシステム内のオイル残圧を抜き、アキュムレーター内に溜まっているデュアロジックオイルをリザーブタンクに戻してから、デュアロジックオイルの交換をしますので、システム内部に残留する古いデュアロジックオイルが最小になり、効率よく交換することが可能です。
ミッションギアオイルも、まだ綺麗ですが、交換します。
お客様曰く「デュアロジックオイルやミッションギアオイルの交換の提案はされないのに、デュアロジックシステムが壊れると「それらのオイルを交換してないからですね」と言われる」とのこと。
いろいろあるようです。
遠方よりお越しいただきありがとうございました。
ご自分でできるデュアロジック簡易テスト方法です。
こちらもチェックしてみてください。
https://www.koyamajidoshakikaku.com/ja/importedcars/it