フィアット500 1.2 デュアロジックギア抜け修理

デュアロジックの修理が続きます。
平成26年式 フィアット500 1.2 走行46,200キロ ギア抜け修理のご依頼。

ギア抜けが発生し、他店にてデュアロジックオイルを交換してもらったが、症状が改善しないとのこと。

診断機を接続しフォルトコードを確認します。
2個ほどフォルトコードが記憶されていましたが、直接故障個所を示しているコードではありません(良くあるパターンです)

診断機にてリアルタイムで車両の状況を確認します。
ポンプ、アキュムレーターの状態は悪くないようです。

さらに各部チェックしていきます。

やはりいつもの部品の動きが悪くなっていました。
今回も弊社にてリビルトした部品を使用。

ポテンショメーター付近よりオイル漏れが見受けられましたので、漏れ止め剤を添加。
漏れ止め剤を入れた分デュアロジックオイル量が増えてしまうので、そのままではタンクより溢れてしまう場合が有ります。デュアロジックオイルを少し抜いて適量に合わせます。
弊社にて使用している漏れ止め剤は、クラッチレリーズプッシュロッド付近やポテンショメーター付近の漏れなどかなりの確率で漏れが止まっています。(弊社WebShopでも販売しています)

デュアロジックポテンショメーター漏れ

ついでにミッションギアオイルも交換

フィアット500ミッションギアオイル交換

システムのキャリブレーションを行い修理完了。調子の良いギアチェンジになりました。

片道100㎞弱の遠方よりお越しいただきました。
修理作業中は代車をお貸しして日帰りにて修理完了。
ありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA