フィアット 500 ツインエアー 異音修理とデュアロジック修理 Fiat500 Dualogic
最近は、ほぼ毎日デュアロジックの修理をしています。
本日は、フィアット500 ツインエアー
走行 64,200km
リアより異音がするとのご依頼。
過去に数回リバースに入らなかったことがあったので、デュアロジック関係も見て欲しいとのご依頼。
とりあえずデュアロジック系からチェックします。
診断機には特にエラーは表示されませんでした。
オイル漏れ等も無いようです。
いつもの部品も状態は良く、残圧保持能力アキュムレータの状態も悪くなさそうです。
オイル関係の交換履歴が不明とのことでしたので、デュアロジックオイルとミッションギアオイルを交換して様子を見ていただくことに。
テスターを使用して油圧を抜き、デュアロジックオイルをタンクに戻します。
システム内部に残るオイルが最小になり、効率よくデュアロジックオイルの交換が出来ます。
デュアロジックオイルを抜きます。
ミッションギアオイルも交換します。
新しいオイルを入れていきます。
規定の量を入れます。
新しいデュアロジックオイルは綺麗です。
ギアオイルも規定量入れ、システムのキャリブレーションを行い完了。
続いて異音のチェックです。
リアの車高が1mm上下しただけで擦れるような音がしています。
サスペンション周りを重点的に点検すると、車高を検知しているレベライザーのリンクがおかしな方向に向いており、フロアと干渉していました。
リンクを正常な向きに直して異音はしなくなりました。
干渉して鉄板が出てしまっていた箇所はシャシブラックを塗布して防錆処理。
本日はヘッドライトの光軸の確認が出来ませんでしたが、レベライザーが正常な位置に戻ったことにより(いつおかしな向きになってしまったのかわかりませんが)光軸がずれている可能性もある旨をお伝えして修理完了。
今回も作業中は代車をお貸しして日帰りにて修理完了。
遠方よりお越しいただきありがとうございました。